泌尿器科学教室の紹介
教授挨拶
信州大学医学部泌尿器科学教室のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本教室は60年以上の長い歴史を有し、これまで多くの人材を甲信越地方のみならず全国の泌尿器科へ輩出してきました。
泌尿器科が担当する領域は非常に幅広く、悪性腫瘍、腎移植、下部尿路機能障害、尿路再建、小児泌尿器科、男性不妊、感染症、性機能障害、慢性炎症など多岐にわたります。わたくしたちは、これらの専門領域をできるかぎり多く習得し、安定的かつ高度な地域医療を提供できるように日々鍛錬しています。
教室のミッションは「泌尿器科アンメットニーズの解決」としております。現代の泌尿器科においては、地域医療体制の整備と維持、難病の病態解明と治療開発、がんの治療成績向上、移植医療の充実など多くの課題が残されています。わたくしたちは、これらの課題に取り組むべく、教室一丸となって臨床・研究・人材育成に邁進しております。
この四半世紀における医学分野の発展は目覚ましく、10年前の治療法や研究手法が現在ではすでに時代遅れになっているものもあります。わたくしたちは、常に知識・技術をアップデートし日々勉強を続けてまいります。「医者の不勉強は患者さん、社会に不利益をもたらす」ことを忘れずに、皆様のご支援とご協力を賜りながら泌尿器科学の発展に貢献していきたいと思っております。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。
信州大学医学部泌尿器科学教室
教授 秋山 佳之
基本の三原則
自由Liberty
互いに自由に意見を述べることのできる活気ある教室づくりを目指しています。
手術Surgery
泌尿器科学は、外科の一部門より発展した分野です。
基本は職人の世界ともいえる手術です。
ロボット支援手術、腹腔鏡手術をはじめとした手術を行っており、また教育にも力を入れております。
研究Research
神経泌尿器科学は当教室の伝統的テーマとして、これまで世界的な業績を上げてきました。
現在は、これに最新の研究手法(再生医療やゲノム解析)を加え新たな知見を多く産み出しています。
他にも、がんの腫瘍生物学、尿路再生医療、泌尿器科領域唯一の指定難病である間質性膀胱炎の治療研究開発、など多くのテーマがありこれから研究を開始する先生方に幅広くチャンスを提供できる教室です。