泌尿器科学教室の特徴
Da Vinci手術
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Da Vinci手術
2012年12月より、信州大学医学部附属病院においてda Vinci Surgical System Sによる手術が開始されました。長野県内では第1例目の施行となります。2023年からは最新機種であるDa Vinci Xi 2台体制となり、手術待機期間が減少しています。
2021年2月までに、578名の患者様が前立腺癌の手術を、55名の患者様が腎臓癌の部分切除手術を受けられました。
適応につきましては、主治医からの紹介状をご持参の上、外来にてご相談ください。
ホルミニウム・レーザー手術
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ホルミニウム・レーザー手術
前立腺肥大症の手術は電気メスを使用した経尿道的前立腺切除術が一般的ですが、信州大学医学部附属病院ではホルミニウム・レーザーを導入し、大きな前立腺でも出血が少なく安全に手術が行えるようになりました。中南信では唯一の導入施設となります。2019年には58名の患者様が本手術を受けられました。
適応につきましては、主治医からの紹介状をご持参の上、外来にてご相談ください。
ボトックス毒素膀胱壁内注入療法
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ボトックス毒素膀胱壁内注入療法
難治性の過活動膀胱と神経因性膀胱に伴う尿失禁治療に対して、ボトックス毒素膀胱壁内注入療法を開始しました。A型ボツリヌス毒素を膀胱壁内に注射することによって膀胱の筋肉の弛緩作用を促し、症状を改善させる治療法です。2020年より保険適応となっております。
適応につきましては、主治医からの紹介状をご持参の上、外来にてご相談ください。
人工括約筋
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人工括約筋
主に前立腺手術後の高度な腹圧性尿失禁の男性患者様を対象とした人工尿道括約筋手術を平成25年11月26日より開始しております。適応につきましては、主治医からの紹介状をご持参の上、外来にてご相談ください。
脂肪幹細胞を利用した再生療法
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脂肪幹細胞を利用した再生療法
主に男性の腹圧性尿失禁に対して、自己の脂肪幹細胞を採取して、尿道括約筋部に移植し、尿道機能を再生させる治療です。平成28年12月より開始しましたが、平成30年3月末より、これまで治療を受けられた方の効果判定期間に入ったため、現在は治療受付を休止しております。再開時期につきましては、ホームページ上でご案内申し上げます。