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秋山佳之教授らの研究グループが、原因不明の指定難病である間質性膀胱炎(ハンナ型)のB 細胞異常発生メカニズムを解明し、研究成果が信州大学よりプレスリリースされました。

当科秋山佳之教授、金沢大学分子細胞病理学の前田大地教授、堀江真史准教授らの研究グループは、原因不明で確立された診断方法や治療法のない指定難病である間質性膀胱炎(ハンナ型)に関するB 細胞抗原受容体免疫ゲノム解析を行い、膀胱組織へ浸潤しているB 細胞のクローン性拡大が起きていることを世界で初めて明らかにしました。さらに、RNA シークエンスを用いた遺伝子発現分析との統合解析を行い、このB細胞クローン拡大にはAPRIL とBAFF という分子が関与している可能性を明らかにしました。研究成果は科学誌The Journal of Pathology誌に掲載されました。

論文タイトル:APRIL/BAFF upregulation is associated with clonal B-cell expansion in Hunner-type interstitial cystitis

論文URL:https://pathsocjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/path.6353

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